最新式デジタルタコグラフと昔人間の出会い

この度デジタル方式のタコグラフをモニターとして搭載しました。

昨年運輸省の認可が下りた新製品なのだそうですが私のような昔人間にとっては最初は理解に苦しむものでした。メーカーや自社の管理者の話を聞いてみるとかなり細かいところまでの管理が出来る機械と判りました

管理者はこのタコグラフを装備しても今までと変わらない運転で良いですと言ってくれましたやはり意識せざるを得ませんでした。

私自身も定年前の高齢なのと今後も絶対安全運転をと思っていたところでしたのでこれチャンスに一寸遅すぎたかも知れませんが運転に対する心構えを改めました。

実際に装着してみると今までのアナログ式と変わりは有りません毎朝チャート紙を入れる代りにカードを入れますこれを忘れるとすぐに警報音が出ます。後高速道路と一般道路ではモードを切り替えます。

走行後に結果を見ると自分では最高の運転のつもりが最悪の判断をされたりと今まで独り善がで考えていた事が沢山ある事に気が付きました

モニターの設定は法律を遵守した設定で実際の運転とは食い違いがありましたが実情に合った定をして運用し運転者の意識改革になれば確実に安全運転や経済運転に貢献できると確信しまていす。現実に短い期間ですが燃費も約18%向上ました。

しかし私のように40年職人気質で運転してきた人間にいきなり機械の示すデーターだけを基に運転指導を頭ごなしにされるのは私だけかも知れませんが人間関係に問題が出てくるよう気がします、そこの人間関係を上手くやらずに反発心だけが生れるよう導入や管理には問題が有ると思います。

運転手も管理者も同じ人間だと言う原点で両者が話し合いをして長所、短所をわきまえ管理や運行が成されればすばらしい結果が出ると確信しています

59歳になりますトラック一筋40年人間 宮崎 誠士 の最新式機械に対する思いでした。

平成13年7月以降現役ドライバーを終えまして現在は配車係りとして頑張っています。
 
 

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